一時払個人年金保険
一時払個人年金保険というのをご存知でしょうか。
この保険は、将来受け取る年金額が、契約の1年後から契約時に定めた年金を受け取れる個人年金保険です。一般的に相続対策に有効と言われています。
なぜかというと遺族に「年金」という形で財産を渡すと相続税評価額が圧縮されるからです。
年金受取人が年金の支払期間中に死亡された場合、後継年金受取人(年金受取人の権利と義務を受け継ぐ人)に指定された相続人が毎年一定額の年金を受け取ることができ、この際、年金受給権が相続税の課税対象となります。
ここでポイントなのが課税対象となる年金受給権の評価額が年金累計額よりも小さくなるということです。
例をあげると
被相続人A(契約者・年金受取人)
相続人 B
一時払保険料 2,000万円/支払期間40年/基本年金額60万円
年金開始2年後にAさんに万一のことがあり、Bさんが年金を引継いだ場合
Aさんの年金累計額は
60万円×2年=120万円
相続するBさんの年金累計額は
60万円×(40年-2年)=2,280万円
相続税評価額は
2,280万円×評価割合(20%)=456万円
※相続税法第24条より
残存年数35年超の評価割合は20%
評価額=残存年数の年金の総額×評価割合
このことから預金や株式ような一般の金融資産としてではなく「年金受給権」として遺族に相続することで、相続税評価額が圧縮され相続に対して有効な年金と言えます。
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